宇都宮健児・都知事立候補断念・余りにも異常!!

都知事選で宇都宮健児氏が立候補取りやめの表明をした。
「苦渋の決断」だとは、当人の弁。

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これまでの主な立候補者の動きをおさらいすると、

先ずは小池百合子氏が、参院選の最中に、単独で、立候補を表明
した。世に言う「小池の乱」である。

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 次いで11日には前岩手県知事の増田寛也氏が立候補を正式に表明。
これに対し、12日朝、公明党が推薦を決定した。

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  この増田氏には自民党の東京都連に加え、自民党本部も12日
に推薦を決めた。

そして12日にはジャーナリストの鳥越俊太郎が電撃出馬を表明した。
 鳥越氏は都内で会見を開き、東京都知事選出馬のいきさつを語った。

10日の参院選で改憲勢力が圧勝したことを出馬の理由としている。
すかさず、民進、共産、社民、生活の野党4党は鳥越氏を統一候補
として擁立することで一致した。

 鳥越氏はジャーナリストとしての自分の信条を「曲げて」
東京再生を謳った。自身の信条として、「自分はインサイダーにはならない、
常にアウトサイダーでありたい」と言い続けてきた鳥越氏だった。

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しかし、「最後に1回ぐらいインサイダーで責任を果たしてみる気は
ないのか、と内なる声に導かれて」と外から見続けて来た政治の現場
に飛び込む決意した経緯を語った。

 「戦争を知る最後の世代」としての使命感が自らを突き動かしたという。
参院選の結果改憲勢力が更に票を集めた。

「憲法改正が射程に入ってきている。戦後70年間、平和な時代を
ずっと過ごしてきたのに、時代の流れがちょっと変わり始めたなと感じた」。

憲法改正は国家的テーマだが、首都・東京の政治にも無関係ではないため、
「参院選と違う結果が出れば、大変うれしいなというのが私の気持ちです」
と訴えた。

一部では民進党から出馬要請を受けたとの報道があるが、
「事実ではありません。私が自分で手を挙げたんです」と明確に否定した。

「たまたまいろんなルートで4野党につながって、サポートが返ってきた。
これが昨日の夕方のことです」と電撃出馬の経緯を明かした。

 76歳という年齢に加え、過去に大腸がん、肺がん、肝臓がんの手術
を経験した。

健康面を不安視する声もあるが「今が人生で一番健康」と反論している。

 しかし、実際は民進党は11日には元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)
に出馬要請をしているのだ。それが、同日夜には鳥越氏の出馬の情報をつかみ
、古賀氏には要請の撤回を伝えた。なんとまあ、・・・・!

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鳥越氏の記者会見中に古賀氏が激励に現れるサプライズもあった。さらに
各党の幹事長、書記局長らが国会内で会談し、鳥越氏を野党統一候補として
擁立することを決定した。 

 元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)は13日夜には、野党4党が
統一候補として鳥越氏の推薦を決定したことについて、
「鳥越さんは都政についての考えは持たれていない。今の段階では、
引き下がる考えは100%ありません」と出馬の決意は変わらない
ことを強調していた。

 しかし、その後都内ホテルで鳥越氏と会談。その際には「支援して
くれている仲間が納得できる対応を取りたい」と話した。

野党4党が鳥越氏を推すということで、自身の後ろ盾がなくなったため、
候補者調整を念頭に置いた発言とみられる。

 民進党の枝野幸男幹事長は「(宇都宮氏の取り下げを)期待している
状況。大局的な見地からご判断いただけるとありがたい」とした。

一方、小池百合子元防衛相は鳥越氏の立候補表明については
 「究極の後出しじゃんけんになったなと思います。組織戦対一個人、
女1人かもしれませんが、浮動票もさることながら組織の中の方々も
本音では応援したいという方がいっぱいいるので、それを信じて
戦っていきたい」と、明確な対抗心を表明していた。

そして、で宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は13日、
立候補取りやめを表明した。

 宇都宮氏は都内で記者会見を開き「市民運動の間にも悩ましい対立
が生まれかねない。都政を良くする運動を進めるための苦渋の決断」
と説明した。

野党4党や、増田氏、鳥越氏にくらべて、最初から、宇都宮氏の態度は
鮮明だった。

特に、同じ日に「古賀さんお願いしますよ!・・あっ、いやいや鳥越さんが
出るのならそっちに鞍替えします!」という、余りにも節操のない野党4党
の動きに比べると、宇都宮さんの一貫した姿勢はとても好感が持てる。

だからこそ、貫いて欲しかった。今回で3度目の都知事選への挑戦である。

そんな頼りにならない野党4党の推薦など受けずとも、宇都宮氏を応援
する都民は多い。それが、有象無象のゴタゴタの中、立候補を取り下げる
という選択だけはして欲しく無かった。

人は最初は「自分一人だけの信念」から、誰でもスタートする。
その信念が不変だからこそ、一人又一人と同調者が増えてゆく。

その姿勢を見せて欲しかった。坂本竜馬のように!
人というものの信念や可能性を信じる信義を貫いて欲しかった。

こうなると、小池百合子氏が輝きを増してきた。

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